飛ぶ鳥を落とす勢い

世界ナンバーワンのスマートフォンメーカーとして君臨する

Appleが、スマートフォンやタブレット型端末などのタッチ

ディスプレイで利用する特許を取得したことが分かりました。

この特許は「"ロックスクリーンの解除"に関するジェスチャー

特許」だそうで、米特許商標局のサイトに特許番号付きで

公開されているようです。特許の内容はタッチスクリーン型の

デバイスにおいてロックを解除する為のイメージを表示し、

そのロックを解除する為の画像の操作方法を示すものと

なっています。なお、特許番号は8,046,721となっており、

Patently Appleなどが報じているようです。



今回アップルが取得したタッチスクリーンでの特許は、すでに

2009年に特許申請が行われていたもので、今回ようやく特許

として認可された形になります。特許の発明者として、

AppleのiOSチームトップを務めるScott Forstall氏ら複数の

名前が記載されています。この特許は、タッチスクリーンが

主流となっている現在のスマートフォンに極めて重大な

影響を与える可能性が強く、Appleの強力な武器となりそうです。



また、今年2月にはAppleは別のジェスチャー特許を取得している

ことが報じられました。こちらの特許番号は7,890,778で、

「Power-off methods for portable electronic devices」という

名称で、ロックスクリーン解除時のスライド操作を含む、

電源ボタン操作や動作についてまとめられています。単純に

タッチユーザーインターフェースのジェスチャーだけではなく

「電源ボタン長押し」などの操作も組み合わせられています。

こちらの申請は2007年で、発明者として故Steve Jobs氏の

名前も記載されています。



これらの特許の影響を受けずにスマートフォンを作成するのは

不可能とも思え、今後、各スマートフォンメーカーは

ライセンス料を支払って技術を使用すると思われます。





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