飛ぶ鳥を落とす勢い

  

まぎれもない豪華キャストが揃ったことに加え、

ベネチア国際映画祭への出品もあって、映画ファンから

大きな期待を寄せられていた映画「十三人の刺客」がついに

公開初日を迎えました。



有楽町にあるTOHOシネマズ日劇2で開催された初日の舞台挨拶

では、メガホンをとった三池崇史監督のほか、主演の役所広司ら

他、豪華キャストが集まり、大いに盛り上がりました。



初日の舞台あいさつに登壇したのは、三池監督のほか、主演の

役所公司、そして山田孝之、伊原剛志、松方弘樹、市村正親、

沢村一樹、高岡蒼甫、六角精児、波岡一喜、石垣佑磨、

近藤公園、窪田正孝の13人。主役を張れるスターが何人も

集まった、文字通り豪華なキャスティングを見せつける形と

なりました。



映画『十三人の刺客』の原作は、1963年に公開された

同名時代劇で、暴君として名を上げる明石藩主・松平斉韶

(稲垣吾郎)の非道ぶりに危機感を覚えた老中・土井(平幹二朗)が

御目付役・島田新左衛門(役所広司)に斉韶暗殺の指令を出す

というストーリーです。



撮影は肉体的に非常に厳しいものだったそうで、主演の

役所広司は「三池監督のもと、血まみれ、泥まみれで

頑張りました」と充実した表情で挨拶しています。

暴君・斉韶の側近を演じた鬼頭半兵衛役の市村正親は

「早くお金を払って妻と見にいきたいです。この映画をみて

また惚れ直してくれるのではないか」と、茶目っ気たっぷりの

コメントで会場を沸かせていました。



また、SMAPの稲垣吾郎が初めて挑んだ悪役ぶりが大変な評判を

呼んでおり、これから映画は更に客数を伸ばしていきそうな

気配です。





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